サイジニア(6031)、京セラコミュニケーションシステムが運営するDSP事業の新設分割子会社を譲り受けへ
サイジニア株式会社(6031)は、京セラコミュニケーションシステム株式会社(京都府京都市、KCCS)が運営するDSP事業を譲り受けることを目的として、KCCSがDSP事業を新設分割することにより新たに設立するデクワス株式会社の株式を取得し、子会社とすることを決定した。
取得価額は、60百万円。議決権所有割合は、90%となる。
サイジニアは、「パーソナライズ」という切り口で、人工知能及びビッグデータ解析技術を活用し、顧客におけるマーケティング活動を支援する事業を行っている。インターネット広告業界において、データ解析エンジン提供というポジショニングを取っている。
京セラコミュニケーションシステムは、京セラの子会社でICT、通信エンジニアリング、環境・エネルギーエンジニアリング、経営コンサルティングの事業を行っている。
デクワスは、本件のため2020年3月設立予定で、KCCS出資の100%子会社。
本件M&Aにより、サイジニアは、レコメンデーション技術をコアに、クッキー依存に代わるデータ解析技術の提供、検索連動広告など新しいパートナーとの連携、リアルとデジタルを融合したOMO領域での商品開発など、新しい広告形態を見据えた事業の展開を図る。
●今後のスケジュール
新設分割子会社の設立日 2020年3月2日
株式譲渡実行日 2020年3月2日